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アダルト・チルドレンと家族―心のなかの子どもを癒す

著者:
出版社:学陽書房
定価:¥ 1,631
頁数:237
発売日:1996-04
評価:4.5 / 5.0
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読むタイミングが重要かも。

リストカットや自殺未遂などの自傷行為、抑うつなどはないものの、
もう10年以上、いろいろ体調が悪いまま苦しんできました。

結局それらは、どれも「心身症」ということで
何かの突破口になればと読んでみました。

ちょっと難しい表現や、受け入れられない表現もありましたが
しっくりくるものも大変多く、心がざわつきながら読みました。

読み終わって思ったことは、ただひとつ。
「今までの自分はなんだったのか?」ということだけ。

好きなものも、決めてきたことも、
ACが陥りやすい傾向として説明されてしまった。

本当に自分で好きだったものなのかさえ
完全にわからなくなってしまいました。

家族に問題があるかもしれない中高生と
その家族にはすぐに読んで欲しいと思いますが
ある程度の年齢に達した孤独な大人が読むのには
かなり勇気がいる本だと思います。

勉強になりました。

アダルト・チルドレン。
その言葉さえ知らぬまま暮らしていた中。
突然目の前に起きた家族の問題にあたふたしていた頃。
まずは、この言葉について知ろうと、最初に手に取った本でした。
この本を読まなかったら・・・間違えた判断(精神病では?とか、精神安定剤の服用の推進など)をしてしまったかも?と思うと、まさに救世主でした。

アダルトチルドレンとは?

アダルトチルドレンとは、幼少期に両親などからの暴力や強姦、または親のアル中などの影響により、
成人してからもそのトラウマから抜け出せない人々のことです。この本に出てくるアダルトチルドレンの例は
かなり重症と思われるものばかりで、リストカット、自殺などに至るケースが多々ありました。
(ヒトラーの例は興味深かったです。)

または両親の不仲を補うため、無意識レベルでその子供たちが悪役を演じたり、または優等生を演じたりする
ケースもあるそうです。いかに家族内における調和が大事なのかを気付かせてくれました。

我々は事の大小はあれど、少なからずアダルトチルドレン的な要素を含んでいると思います。
要するに愛情不足と思える育て方を受けたということですが、やはり我々が未熟なのと同様、両親も未熟な存在なのだと思います。
しかし、私は一人前に育ててくれた両親に対し、感謝の思いで一杯です。まずは両親に対する怒りを解消し、
ゆるすことから始めなければならないとの思いを強く抱きました。

親という恐ろしい権力者

私の親はそもそも「子供は親がどんな人間であっても、そして例え親が子供を酷い目にあわせたとしても、とにかく一生涯、親を慕い求めるもので、それは当たり前の普通のことだ。」という感覚の人達です。だから私は本当に親の生き方、暮らし方に翻弄されながら育ちました。本書はそれら家族という、一種、ワナのようなもののドロドロを解析してくれています。やっぱり最後に頼れるのは家族だけだと思っているような方には、信じ難い内容なのではないでしょうか?

ACのバイブル

アダルト・チルドレンを深く知るための
最初の一歩に最適な本。

ACにも色々なタイプがあることにまず驚かされる。
そして必ずその中に自分を見つけることができる。

その自分を見つけたとき、
前に進む力、問題を乗り越える知恵が備わる。

過去の家族との辛い生活をフラッシュバックする
ことになるが、それを経験しないことには
ACと言う怪物には戦いを挑めないだろう。

自分を知り、敵を知り、戦うためのバイブル。

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